宮城知事選告示まで1週間 村井氏は自公と連動、長氏は県政転換を訴え

 任期満了に伴う宮城県知事選(31日投開票)は14日の告示まで1週間となった。日程が固まった衆院選(19日公示、31日投開票)と同日選となり、県政界最多に並ぶ5選を目指す現職の村井嘉浩氏(61)に、元石巻市包括ケアセンター所長で医師の新人長純一氏(55)が挑む。村井氏は自民、公明両党と連動して選挙活動を展開し、長氏は村井県政に対する批判票などの取り込みを図る。

 村井氏は8月20日、出身母体の県議会自民会派の会合で立候補を表明。新型コロナウイルス対策や東日本大震災からの復興完遂、本格的な人口減少に対応できる社会づくりを訴える。自ら主導した仙台市宮城野区の広域防災拠点や仙台医療圏の4病院が絡む再編構想の実現に取り組む。

 10日に宮城野区で事務所開きをし、政策集を発表する。村井氏は7日、復興庁で取材に応じ、「公務をこなしながら短期決戦を乗り切りたい」と話した。

 長氏は9月28日の出馬会見で、「命を守る立場から現県政にノーを突き付ける」と強調。医療・福祉を重視した県政への転換を主張する。仙台医療圏の病院再編、村井氏が「地元同意」を表明した東北電力女川原発2号機の再稼働や水道事業の「みやぎ型管理運営方式」を問題視する。

 10日に青葉区で決起集会を開くほか、週明けに選挙公約を発表する。立候補を要請した市民団体や共産党が支援し、連携体制の構築を急ピッチで進める。

 立憲民主党は自主投票を決定。立民系の県議会会派の8人は長氏を支援し、3人は村井氏を推す。

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