最終盤の衆院選(31日投開票)で、比例代表東北ブロック(定数13)の議席争いが激化している。9党の計58人(単独14人、重複44人)が立候補。共同通信社の世論調査(23~26日)に基づく終盤情勢では、自民党は前回と同じ5議席をほぼ手中に収め、立憲民主党は4議席をうかがう。ともに2議席を目指す公明、共産両党は、党首級を相次ぎ投入して支持拡大を急ぐ。日本維新の会は1議席を得る可能性があり、他の政党も議席確保へ奔走する。
「不安をあおるだけのような政治集団に負けるわけにはいかない」。仙台市内で27日に街頭演説した公明新人の庄子賢一氏(58)は、新型コロナウイルスのPCR検査センター開設に貢献した実績を強調した。
公明は2014年の前々回に初の2議席を獲得したが、17年の前回は1議席にとどまった。50万票を目安とする今回は24日に石井啓一幹事長、27日には山口那津男代表が仙台入りし、「悲願の2議席を奪還させてほしい」と力を込めた。
共産は単独2人と重複1人で臨む。前回の約2倍に当たる60万票が目標だ。
「格差を広げてきた政治を変えよう」。新人の藤本友里氏(42)は21日、秋田市中心部の街頭で消費税率5%への引き下げを主張した。同じ日、志位和夫委員長は仙台市内で前議員の高橋千鶴子氏(62)らの応援でマイクを握り、「最大の推進力になるのは比例での躍進だ」と呼び掛けた。
自民は青森1区から比例に移った前議員津島淳氏(55)を単独1位に据えた。津島氏は青森市を中心に集会を重ね、「日本のかじ取り役を担ってきた」と政権の実績をアピールする。
立民は18~20位に単独の新人を立てた。佐野利恵氏(31)は、岩手2区の新人の演説会などに顔を出し、票の掘り起こしを図る。
維新は宮城県の2小選挙区の2人が重複する。23日には松井一郎代表(大阪市長)が来仙した。
国民民主党は東北の小選挙区で唯一、候補を立てた山形2区に注力。比例東北の渡部勝博氏(61)が代表に就く福島県連のスタッフらが東北6県を回る。
れいわ新選組は仙台市内に事務所を構えた。渡辺理明氏(51)が、東京電力福島第1原発事故の十分な補償を求める。
12年に東北の議席を失った社民党。久保孝喜氏(67)は6県をくまなく巡り、コロナ禍からの生活再建や貧困の解消を訴える。
「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は宮城2区の新人が重複する。
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