仙台市長、今度は村井候補の応援 4病院再編にはくぎ刺す

郡和子市長

 31日投開票の宮城県知事選で、郡和子仙台市長が29日、無所属現職の村井嘉浩候補(61)の応援に駆け付けた。新型コロナウイルス対策で連携した実績を評価しつつ、仙台医療圏の4病院再編方針では丁寧な説明を求め、くぎを刺した。

 「郡市長、まだですか。早く出てきてください。待ってます」。青葉区の勾当台公園市民広場に予定の7分前に到着した村井候補が向かいの市役所に向かって呼び掛けると、郡市長は5分後、小走りで到着した。

 郡市長はコロナ対応について「『第5波』で県と仙台市がいち早く協力して対策を講じたことが奏功し、収束に向かった」と強調。「県民、市民の命を守るため、強力タッグで取り組んできた」とアピールした。

 仙台医療圏の4病院を再編し、2拠点病院を新設する県の方針については「しっかり市民に説明してもらわなければ困る」と断言。締めくくりは「言いたいことを言わせてもらう関係にある村井候補に頑張ってほしい」と激励した。

 同日選となった衆院選の1区で、郡市長は自民党前議員、立憲民主党前議員のマイクを握った。与野党から冷ややかな視線を向けられた経緯を念頭に、村井氏は「来てくれるかどうかドキドキした。ありがたい」と感謝した。

 知事選には元石巻市包括ケアセンター長で医師の無所属新人長純一候補(55)も出馬し、4病院再編の白紙撤回を訴えている。郡市長は長氏の応援演説は行わないとみられる。

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