仙台市長「あちこちで地殻変動」 衆院選結果を論評

記者会見で質問に答える郡市長

 郡和子仙台市長は2日の定例記者会見で、与野党ベテラン議員の落選が相次ぎ、日本維新の会が躍進した衆院選(10月31日投開票)の結果に触れ「全体的に大きな変化というより、あちこちで地殻変動が起きたと捉えている」と論評した。

 宮城1、2区に関しては比例東北の復活を含め4人当選したことを挙げ「改選前は3人だった衆院議員が1人増えた。仙台の声を国に届けること、さまざまな制度の対応で活躍を期待している」と歓迎した。

 選挙戦終盤に宮城1区の自民、立憲民主両党候補の応援でマイクを握ったことには「私は今、政党人ではない。仙台市長として市政や市民のためにマイクを握った」と説明。「(市民から)厳しい意見も寄せられたが『市長の立場ならそうするよね』との声も相当な数が届いた」と強調した。

 開票トラブルが続出し、太白区の作業終了が1日午前11時すぎにずれ込んだことにも言及。「眠れない夜を過ごした方も多かったのではないか。投票事務でもミスがあり、対策を取ってきた中で防げなかったことは残念だ」と陳謝した。

 「迅速な開票作業のため(自動で票を分類する)機械を導入したが、その機械で票を集計する過程でもトラブルが起きた。正確かつ迅速に開票するという難しさがある。今回の課題を検証し、次の選挙までに対応してもらう」と語った。

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