自慢の牛乳で「殿様プリン」、相馬家34代当主が販売

ラベルに相馬家の九曜の紋をあしらった殿様プリン

 旧相馬藩主の家系を引き継ぎ、広島県で牧場を経営する相馬行胤(みちたね)さん(47)が「殿様プリン」のネット販売を始めた。良質の牛乳や卵を使うなど、品質にこだわった自信作。売り上げの一部は、福島県相馬地方の歴史絵巻「相馬野馬追」の継承事業などに寄付するという。

 相馬さんは相馬家の第34代当主で、今年の野馬追では総大将を務めた。8年前に北海道から広島県神石高原(じんせきこうげん)町へ移って牧場を始め、現在は乳牛約40頭を育てている。

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した相馬地方のために貢献したいと、自ら生産した牛乳を使ったプリンの製品化に乗り出した。カラメルを使わず牛乳、卵、砂糖、塩で作り上げたという。

 商品化には、震災後に岩手県の「サヴァ缶」などに関わった一般社団法人「東の食の会」が協力した。当面はオンライン産直市場の「ポケットマルシェ」で販売する。6個セット(1個90グラム)で2980円。

 相馬さんは「ちょっと高いかもしれないけれど、味には自信を持っている。いずれは相馬地方で製造したい」と話している。

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