宮城農高(宮城県名取市)と益野製菓(石巻市)、全農宮城県本部が協力し、県産の「仙台えだまめ」を使ったモンブランを開発した。枝豆の風味と程よい甘さのクリーム、タルト生地の組み合わせが好評を博し、4日間の限定販売で約430個を売り上げた。関係者は「生徒のアイデアとプロの技術、枝豆の魅力が詰まった商品ができた」と成果を語る。
商品は「えだまめ da モン」(518円)。益野製菓が運営する洋菓子店「ムッシュ・マスノ アルパジョン」の県内6店舗で8月28~31日に提供した。
県産青果物をPRし「やさいの日」(8月31日)を広く知ってもらおうと、全農県本部が5月、スイーツ開発を宮城農高へ依頼したのがきっかけ。
生活科3年の菊地依舞(いぶ)さん(18)、寺田綾瀬さん(17)、南浦ゆうさん(17)、吉本未来さん(17)の4人が枝豆を用いたモンブランやレアチーズ、ワッフルといったアイデアを考案。アルパジョン仙台栗生店(仙台市)の製造責任者を務める岩田大樹さん(28)が試作を重ね、商品化した。
アルパジョン4号線岩沼店(名取市)で販売にも携わった南浦さんは「自分たちの提案から生まれた商品が店頭に並び、とてもうれしい」と喜び、寺田さんも「シェフ(岩田さん)が改善したモンブランを試食した時、『こんなにおいしく作れるんだ』と感動した。貴重な経験になった」と話した。
岩田さんは「日頃のお菓子作りでは『これとこれを合わせたらおいしくなる』という先入観にとらわれがちだが、生徒たちの柔らかい視点から今後の商品開発のヒントをもらった」と感謝。「今回のスイーツ作りを通じて、生徒たちが商品化までの経緯や仕事に対する関心を高め、地元産品への愛着を深める一助になればいい」と期待する。
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