東京証券取引所が来年4月に実施する市場再編について、移行先の市場の申請期限(12月30日)が約1カ月半後に迫った。現在全て1部に上場する東北の地方銀行・第二地銀は、最上位の「プライム」を選択する銀行が多い。ただ、現状を考えてプライムと「スタンダード」を比較、検討する銀行もある。
東証は現行の1部、2部、マザーズ、ジャスダックの一般投資家向け4市場を、来年4月4日にグローバル企業向けのプライム、中堅企業を想定するスタンダード、新興企業向けの「グロース」の3市場に再編。1部の企業はプライムを選択するとの見方が多い。
東北の地銀・第二地銀は16日までに、秋田銀行、東邦銀行、フィデアHD(仙台市)、岩手銀行、山形銀行、北日本銀行(盛岡市)の6行・グループがプライム申請を発表した。
1部に上場していることを理由とする銀行も多いが、フィデアHDの田尾祐一社長は「企業が必要とされる情報の開示を顧客やマーケットに行うことができる」と言う。
青森銀行とみちのく銀行が経営統合して来年4月に発足するプロクレアHDも、プライムの申請を目指す。青森銀の成田晋頭取は「世界に視野を広く持たないと企業経営はできない」と強調する。
七十七銀行の小林英文頭取は12日の会見で「プライム適合との結果を受けている。期限に向けて準備を進める」と表明した。
他の4行・グループは現時点で検討中だ。来年10月にフィデアHDと統合予定の東北銀行は合流の準備が整い次第、発表する方針。
東北以外では、高知銀行や島根銀行のようにプライムの基準に届かずスタンダードの選択を発表した地銀もある。福島銀行の加藤容啓社長は「プライムでどういうメリットがあるのか、スタンダードにしてどのくらい変わるのか、株主にどう影響するか考えているところだ」と語った。
じもとHD(仙台市)の鈴木隆社長(仙台銀行頭取)は「市場再編の考え方は国際的な基準が中心だと思う。私たちは地域限定で業務をしており、そこまで対応する必要があるのか、業務との兼ね合いを考えて検討している」と述べた。
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