新たな「共助」の仕組みづくり(1)極限の自治体
「あの日」を境にうまく泣けなくなった。再び巡ってきた3月11日、岩手県大槌町の総務部長兼総務課長平野公三さん(55)は、東日本大震災の巨大津波に直撃された旧町役場前で黙とうをささげていた。
震災後に就任した碇川豊町長が、当時の加藤宏暉町長ら死亡・行方不明となった職員40人の名前を一人一人読み上げ、…
関連リンク
- ・新たな「共助」の仕組みづくり(2)カウンターパート
- ・新たな「共助」の仕組みづくり(3)自治体スクラム
- ・新たな「共助」の仕組みづくり(4)域内の「自助」
- ・新たな「共助」の仕組みづくり(5)社協の苦悩
- ・新たな「共助」の仕組みづくり(6)多様な中間支援