郡和子仙台市長 定例記者会見 11/24

定例記者会見で記者の質問に答える郡市長

 郡和子仙台市長の24日の定例記者会見での主なやりとりは以下の通り。

 Q 仙台医療圏4病院の再編方針を巡り、宮城県は医療圏の14市町村長を集めた会議を開いた。郡市長も出席したが、感想は。

 A 仙台市の考えを話す機会になり、大変ありがたいと思った。今日は仙台医療圏全体を考える立場で申し上げた。どこまで理解が得られたか。村井嘉浩知事は今後も会議を持ちたいと言っていた。速やかに開催されることを期待したい。

 Q 村井知事は来月にも病院設置者などとの協議を開催する考えを示した。

 A まずは県議会11月定例会で、どのような議論が行われるかだ。仙台市が提起した疑問点、不明な点、詳細を明らかにすべきだと指摘した点に関し、県からどんな回答が戻ってくるかだろう。

 仙台医療圏にとって、よりよい方向性が示されるならありがたいし、否定するものではない。ただ、広い仙台医療圏で中で人口、医療需要の7割以上は仙台市にある。仙台市の医療提供体制をどうするかという議論なしに、再編を進めることはできない。

 協議は全てオープンにすることが望ましい。もちろん、病院経営に関わるナーバスな課題がある場合は、少し控える場合もあるだろうが、基本はオープンにしてもらいたい。

 Q 14市町村長のうち13市町村長が再編方針に肯定的な意見だった。

 A 仙台医療圏の北部と南部への病院設置に期待する声は大きい。一方、「県が示した方向性だけでは妥当性を判断できない」「仙台医療圏や県全体の将来像を示すべきだ」との意見も文書で寄せられている。再編のメリットとデメリットを関係自治体と共有しながら進めるべきだ。何を根拠に仙台市に「偏在」と言っているのか、協議でしっかりと示してほしい。

 Q サッカーJ1仙台のJ2降格が決まった。

 A 残り2試合を待たず降格が決まり、とても残念だ。震災10年の大きな節目に監督、選手は全力を尽くし、何とか「希望の光」になろうと立ち向かってきたが、新型コロナの影響などさまざまな制約があった。サポーターも大声で声援を送ることができず、歯がゆい思いをしただろう。ぜひ来季はJ1復帰を決められるようにと願っている。

 Q 運営会社のベガルタ仙台は債務超過で苦しい。

 A 仙台市はホームタウン協議会を通じ、市民交流の支援や施設使用料の減免など、さまざま支援してきた。これはJ2になっても同じ対応を取らなくてはならない。加えて、今後の経営はどういう形を取るのか、増資はどうするかなどに関し、取締役会で検討されていくと認識している。

 ベガルタは県民、市民の署名活動から始まったクラブと承知している。広く県民、市民に支持され、市民と一体となってここまで来たクラブチームだが、今回の結果を踏まえ、運営会社で経営的なことを検討されるだろう。市民クラブの是非に関しては、いろいろな意見があるのだと思う。議論を経営陣に委ねたい。

 Q 取締役会が増資を決めた場合、市は追加出資するのか。

 A 仙台市に欠かせないプロサッカーチーム。さまざまな議論を踏まえた上で対応することになる。

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知事・仙台市長 定例会見

 議会会期中を除き原則的に毎週開かれる村井嘉浩宮城県知事と郡和子仙台市長の定例記者会見の概要を速報します。


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