東北屈指の観光地、山形市の山寺が観光客でにぎわった。6、7日に初めて開かれた「山寺イロドリマルシェ」。外国人の姿をほぼ見ないことを除けば、新型コロナウイルス禍前の光景だった。JR仙山線で仙台駅から1時間。紅葉に誘われて足を運んだ人もいたのではないか。
コロナの感染拡大で観光地が大打撃を受けた昨春の大型連休。昼下がり、山寺駅と立石寺の門前町を結ぶ山寺宝珠橋には人っ子一人いなかった。
橋のたもとにある土産品店専務の遠藤まき子さん(60)はその頃、皆で苦難を乗り切ろうと、縁起物の民芸品「南天九猿(なんてんくざる)」を作って発売した。ナンテンの木の枝にしがみつく子猿9匹。南天は「難を転じる」、九は「苦」、猿は「去る」を意味する。宮城県からも電話やインターネットで多くの注文が寄せられた。
「宮城の皆さんの支えはいつもありがたい。明るい兆しが見えてきた」と遠藤さん。観光による地域への経済効果は裾野が広く、雇用を守る。たくさんの笑顔であふれたマルシェの勢いは遠からず「苦去る」をもたらすに違いない。
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