バスケットボール男子、B2仙台を運営する仙台89ERS(仙台市)の会長職を辞したデービット・ホルトン氏(46)が2日、仙台市内で河北新報社の取材に答えた。ホルトン氏は新型コロナウイルスワクチンの接種証明書提示で試合の参加人数制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」による試合開催について、差別が生じる懸念があると指摘し「トップとして責任が取れない」と語った。
(聞き手はスポーツ部・剣持雄治)
-退任の理由は。
「自分が納得できない、信じないことはお客さんには勧められない。パッケージによってワクチンを接種していない人に対し『アリーナには入れません』という説明はできない」
-パッケージがもたらす影響をどう考えるか。
「接種の有無で差別が生まれることを危惧する。幸い日本は他人への思いやりが深い国だが、海外のような人種差別につながる恐れがある。私も生まれ育ったカナダで『アジア人だ』と差別を受けたことがある。日本でも接種率が7割を超え、未接種は少数派になった。差別とはマイノリティー(少数派)が感じるものだ」
-パッケージについて球団内の議論は。
「『私は反対するが、チャレンジしたいなら経験してみて』と伝えた。ワクチン接種そのものに反対しているわけではない」
-取締役としては留任するが、経営への影響を心配する声が上がっている。
「この件を理由に、私が代表を務めるボディプラスインターナショナル(仙台市)が(3社ある)チームのトップスポンサーから降りることはない。サポートする気持ちは変わらないので、安心してほしい。シーズン中のタイミングになってしまい、心配をかけて申し訳ない」
[デービット・ホルトン]1975年カナダ・カルガリー生まれ。父はカナダ人、母は日本人。2001年にサプリメント製造販売のボディプラスインターナショナルを仙台市で設立。18年、B2仙台運営会社の筆頭株主となり、会長に就任した。
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