B2仙台のホルトン会長退任 コロナワクチンへの対応が理由か

デービット・ホルトン氏=2018年5月

 バスケットボール男子、B2仙台を運営する仙台89ERSは1日、オーナーのデービット・ホルトン氏(46)の会長職退任を正式に発表した。新型コロナウイルスワクチンの接種証明書提示で試合の参加人数制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」による試合開催に、本人が難色を示したことが退任理由とみられる。

 仙台は4、5日、仙台市太白区のゼビオアリーナ仙台でパッケージでの熊本戦を開催する。関係者によると、ホルトン氏の考えと球団の方針に隔たりがあるといい、試合開催前に経営トップから身を引く判断をしたとみられる。

 ホルトン氏は1日、自身のツイッターで「現行の予防接種とそれを奨励する制度を皆さまにお勧めすることに対し、私は確信を持てない」と指摘。その上で、現行制度が「差別や分断につながる危険性がある」とつづった。これまでもワクチン接種による後遺症の危険性などを指摘し、適切な運動と食生活で免疫力を高める重要性を主張してきた。

 ホルトン氏は「HALEO」ブランドでサプリメントを製造販売する「ボディプラスインターナショナル」(仙台市)創業者。2018年にB2仙台の筆頭株主となり、会長に就任していた。退任は11月26日にあった臨時取締役会で承認され、球団には代表権のない取締役としてとどまる。

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