職人技結集、1000万円相当の豪華和太鼓完成

漆塗り、彫金などの職人技を集めた豪華和太鼓

 一関市室根町の小山太鼓店が岩手県南の伝統工芸職人と協力して1000万円相当の豪華オーダーメード和太鼓を完成させた。栃木県産の樹齢約300年のケヤキを加工して直径約1メートル、高さ約1・3メートルの胴体を形作り、鼓面に牛革を付けた。

 胴体表面には金具の装飾を施した。岩谷堂箪笥(たんす)を制作する菊広(奥州市)が青龍、朱雀、玄武、白虎の神獣を銅板に彫金し、4カ所に取り付けた。

 見えない胴体内部にも職人技を集めた。秀衡塗で知られる翁知(おうち)屋(岩手県平泉町)が何層にも漆を塗り、その上に1枚約100平方センチの金箔(きんぱく)を400枚貼り付けた。6月から半年間で仕上げた。

 小山太鼓店で7日に発表会があり、小山健治社長(41)は「素晴らしい職人たちの協力でできた特別な和太鼓。独特の余韻ある響きには、雅楽器にも通じる本物の風格がある」と語った。

 太鼓は岩手県外の個人からのふるさと納税に対する返礼品として制作された。

職人技を駆使した豪華太鼓

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