(141)学内をかしこくまはる栗鼠一族/佐藤 文香(1985年~)
広々とした大学構内。栗鼠(りす)が季語。この句の決め手は「栗鼠一族」であろう。「かしこくまはる」には栗鼠のかわいらしいイメージとともに、動物としてのたくましさも覗(のぞ)いているが、さらに「栗鼠一族…
関連リンク
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「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。