(136)ストーブにかざす十指を開ききる/金子 敦(1959年~)
寒さが一段と厳しくなってきました。そろそろ暖房器具の恋しくなる季節です。寒風吹きすさぶ外から帰ってきたなら、まずは手洗い、うがい、そして急いでストーブの前に陣取ります。十指は両手の指の数です。「開く…
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- ・(133)影を捨て冬夕焼へ鳥たちは/太田 うさぎ(1963年~)
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- ・(131)降る雪やここに酒売る灯をかかげ/鈴木 真砂女(1906~2003年)
「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。