<入試のツボ>「取れる問題」確実に/直前対策(1)国語

 宮城県公立高入試の国語の平均点は例年、5教科の中で高く、得点に差がつきにくい。確実に得点できるよう、しっかりと対策を講じることが大切だ。今回は私立高入試も念頭に置きながら、今から注意すべきポイントを紹介する。

 公立高入試の国語は作文問題がポイントだ。配点が20点と高く、字数などの条件や原稿用紙の使い方に注意して最後まで書き切れば部分点が十分に期待できる。何度も練習し、できれば先生に校正してもらおう。

 一方、私立高入試の国語は選択問題が多い。解答する際は全ての選択肢をよく読み、「なぜこの選択肢が正解・不正解なのか」という根拠を意識しよう。過去問を解いた後は解答をよく読み、この根拠をしっかりと理解するとよいだろう。

 以上を踏まえ、入試本番に向けた留意点を二つ挙げる。

 まず、大問ごとに割く時間を事前に決めておこう。過去問や模試を何度も解いて時間配分の感覚をつかもう。最後に見直しの時間を最低5分は確保しておくことも大切だ。

 次に、問題を解く順番を意識すること。漢字など得点しやすい問題や得意な問題から解き、取れる点数を時間切れなどで落とさないようにしよう。

 公立高入試の古典の問題では、歴史的仮名遣いを現代的仮名遣いに直す比較的簡単な問題もよく出題される。得点できる問題を最初に解き、確実に点数を積み重ねていきたい。

 これら2点は、いずれも得点率の高い問題や配点の高い問題といった「本来得点すべき問題」を落とさないために有効だ。

 国語はしっかりと対策すれば、誰でも高得点を狙える。「取れる問題で確実に点を取る」ことを意識し、受験本番で満足のいく結果を出してほしい。
(家庭教師のトライ・阿部正純教育プランナー)

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら
入試のツボ

中学、高校入試を控えた受験生のいるご家庭に、仙台圏の学習塾講師陣がトピックスや勉強法を伝授します。

企画特集

先頭に戻る