仙台市の今年1~12月の救急車出動件数(速報値)が、2年ぶりに5万件を突破したことが23日、分かった。12月末時点では5万2000件前後に達する見通し。昨年は新型コロナウイルスの影響で8年ぶりに前年を下回ったが、今年はワクチン接種が進み、行動制限が緩和されたことが件数を押し上げたとみられる。
市消防局によると、出動件数の推移はグラフの通り。高齢化の進展などで近年は増加傾向が続き、2018年に初めて5万件を突破し、19年は過去最多の5万4816件に達した。
20年は一転、新型コロナ感染拡大に伴う外出自粛や受診控えの影響で、東日本大震災による急増の反動があった12年以来、前年を下回った。21年は再び増加傾向に転じ、12月20日時点で5万件を超えたという。
出場が最も多かったのは7月の4904件。前年同月と比べると987件(25・2%)増となった。市消防局は、平年より早い梅雨明けで7月後半の気温が上昇し、熱中症患者が増加したことが一因と分析する。
1、2月は前年同月を下回った。感染拡大に伴い、市全域の飲食店に時短要請が出され、新年会の開催が控えられたほか、季節性インフルエンザ患者の激減などが影響した。前年同月は実質的にコロナ前だった。
出動理由の内訳は11月末時点で急病66・1%、転倒などによる一般負傷13・2%、転院搬送10・0%、交通事故4・9%など。搬送患者のうち、新型コロナ陽性判明は513人。感染拡大の「第5波」が猛威を振るい、宮城県にも緊急事態宣言が出された8月が193人と最も多かった。
市消防局の荒井勲救急課長は「3回目のワクチン接種が進み、今後の感染が抑え込めればコロナ前の出動件数の水準に戻るだろう。市内の高齢化は加速するとみられ、来年以降も増加傾向は続く」と予測する。
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