仙台初売り「密」回避へ工夫 福袋事前予約、販売場所分散も

 毎年恒例の仙台初売りが来年1月2日、仙台市中心部などで始まる。今年に続く新型コロナウイルス下の開催に向けて、商店街や大型店はさまざまな感染防止策を講じる。福袋の事前予約や販売場所の分散、初売り期間の延長などで来店客の密集を防ぎながら、伝統の商業文化を楽しめる環境を整える。

 中心商店街は昨年と同様に甘酒の振る舞いや鏡開き、ステージイベントを中止。仙台商工会議所はマスク着用や手指消毒、人との間隔確保といった対策を呼び掛けるポスター約1000枚を製作し、市内の商店や大型店に配った。

 お茶の井ケ田(青葉区)は6月にオープンした仙台中央本店が主会場。豪華景品入りの茶箱は例年通りだが、餅つきや獅子舞の演舞といった催事は来年も休止する。

 藤崎(同)は例年3日までの初売り期間を5日まで延長。人気の食品福袋は販売日程をずらし4日に始める。仙台三越(同)は混雑が予想される食品福袋の一部を本館7階の特設会場で売り出す。藤崎、仙台三越とも買い物に応じた抽選会は店内で行わず、後日ホームページなどで当選番号を発表して景品を受け取れるようにする。

 エスパル仙台(同)は、混雑回避のため初売り専用の入り口を複数設ける。イービーンズ(同)は干支(えと)にちなんだ催事として、1階店頭で加美町中新田地区の伝統行事「火伏せの虎舞」が開店を待つ来店客を出迎える。

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