音楽ホール建設地、青葉山交流広場で最終調整 仙台市長「早期に最終決断」

 仙台市が青葉区の市地下鉄東西線国際センター駅北側「せんだい青葉山交流広場」を建設地とする方向で最終調整に入った新たな音楽ホールに関し、郡和子市長は4日の年頭記者会見で「速やかに最終判断し、基本構想(の策定)まで進めたい」との考えを示した。

 郡市長は交流広場を含む青葉山エリアを「歴史的に大変重みがあり、さまざまな学術、芸術、歴史、文化が集積する魅力的なエリアで、音楽ホールの有力な候補地」と改めて評価。建設地として「できるだけ早期に決定したい」と語った。

 市はエリア内の追廻地区で公園センター「仙臺緑彩館(せんだいりょくさいかん)」の整備を進めている。「追廻地区には多くの人が住んでいたが、数十年にわたる話し合いで、約600戸に移転してもらった。その方々の思いに応えるエリアにしたい」と述べた。

 郡市長は記者会見に先立つ職員への訓示でも、青葉山エリアを「特別な場所」と表現。県美術館や市博物館があり、仙台城跡で大手門復元が計画されていることなどに触れ「仙台のこれまでと、これからを結び付ける象徴的な場所として整備を進める」と表明した。

 郡市長は今月中にも音楽ホール建設地を交流広場と決定し、2022年度に基本構想の検討に着手したい考え。音楽ホールをまちづくりの核に位置付ける「文化芸術推進基本計画」の策定も視野に入れている。

仙台市が音楽ホールの建設地とする方向で最終調整に入った青葉山交流広場=仙台市青葉区

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