サッカーの全国高校選手権第6日は8日、東京・国立競技場で準決勝1試合が行われ、青森山田が高川学園(山口)に6-0で大勝し、大津(熊本)との決勝に進んだ。準決勝のもう1試合は選手2人が新型コロナウイルス陽性となった関東第一(東京B)が辞退したため行われず、大津の決勝進出が決まっていた。
前半を2-0で折り返した青森山田は後半にもJ1のFC東京に入団する松木らのゴールで突き放し、4大会連続で決勝に勝ち上がった。
10日午後2時5分から国立競技場で行われる決勝で、青森山田は3大会ぶり3度目、大津は熊本県勢初優勝を目指す。
▽準決勝
青森山田 6―0 高川学園(山口)
▽得点者【青】名須川、丸山2、松木、小湊、田中
青森山田が6得点の大勝。1、2点目はセットプレーから。前半3分にFKを名須川が頭で押し込むと、26分には左CKを丸山がヘディングで決めた。後半も攻勢を緩めず4得点。松木、小湊の個人技が光った。高川学園は攻め手を見いだせなかった。
セットプレーで点が取れるチームは強い。青森山田は強みを存分に生かして4大会連続の決勝進出を決めた。
圧倒的な攻撃力に対して相手がDFを5枚並べてくるのは準々決勝の東山(京都)と同じ。この時は攻略に苦心したが、開始3分の先制点で一気に楽になった。
ゴールまで約30メートルの左FK。藤森は実に柔らかなボールをGKとDFの間に落としてきた。「練習通り。あれなら誰かが合わせてくれる」(藤森)というキックに名須川が呼応し、選手の動きは軽くなった。26分の追加点も再び藤森のキックから。ファーサイドへのCKに丸山が大きく回り込んでフリーに。豪快に押し込んだ。
相手高川学園も武器はセットプレー。奇策「トルメンタ」で注目を集めてきたが「悪く言えばセットプレーだけのチーム。いかに自陣に押し込めるかが鍵だった」と松木。結局CKゼロに抑えて輪を作らせることがなかったのは、青森山田のプレスの精度の高さを示している。
準々決勝までの3試合は「考えすぎて自分たちのサッカーを忘れていた」(黒田監督)。準決勝でようやく本来の姿を取り戻したと言えるだろう。新国立初の決勝。王座奪還へ態勢は万全だ。
(安住健郎)
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