<全国高校サッカー>仙台育英、初戦快勝

仙台育英-滝川二 後半22分、先制ゴールを決め、ハイタッチする仙台育英・島野(左)と佐藤遼=ニッパツ三ツ沢球技場

 サッカーの全国高校選手権第3日は31日、東京・駒沢陸上競技場など8会場で2回戦16試合が行われ、3大会ぶりの優勝を狙う青森山田はJ1のFC東京に入団する松木らのゴールで大社(島根)に6-0で大勝した。仙台育英は終始、試合の主導権を握り続け、滝川二(兵庫)を2-1で下し3回戦に進出。尚志(福島)は0-0から2試合連続のPK戦となったが、関東第一(東京B)に惜敗した。

 阪南大高(大阪)はJ1湘南入りする鈴木が5点を決め、8-0で奈良育英を圧倒。大津(熊本)は東福岡に4-0で快勝し、前回4強の矢板中央(栃木)帝京長岡(新潟)も勝ち上がった。

 3回戦は1月2日に行われ、8強が出そろう。

▽2回戦
仙台育英 2 0―0 1 滝川二(兵庫)

       2―1
得点者【仙】佐藤遼2【滝】島田

島野と佐藤遼攻撃引っ張る

 難しい局面を打開したのは主将島野とストライカー佐藤遼のホットラインだった。

 後半22分の先制点は右サイドを切り開いた島野から柔らかなボールがゴール前の佐藤遼に上がる。頭で合わせたシュートはシャープな弧を描いてゴールに吸い込まれた。

 「ボールを持ったらまず(佐藤)遼を見る」(島野)。1年からレギュラーを張り続けてきた2人だけに、息はぴったり合っている。後半35分の追加点も、左サイドに居を移した島野から優しいボールが佐藤遼へ。後は押し込むだけだった。

 試合開始から10分間はほぼ滝川二の陣内で試合が進むほど圧倒した。磨き抜かれたプレスを巧みに連動させ、瞬く間にボールを奪っては前へ前へと歩を進める。それでも前半ゴールを割れなかっただけに「難しい試合になってしまった」と島野は振り返る。

 「点は取れなかったが、焦ってもしょうがない。冷静になれた」とは佐藤遼。結局は2人の経験がものをいった。2年前の8強入りメンバーが多く残るのが今年の仙台育英の強み。その時を上回る快進撃をもくろんでいる。
(安住健郎)

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