規格外リンゴ使ったパン3品発売 東北学院大生と「土樋パン製作所」

 東北学院大の学生が同大土樋キャンパス(仙台市青葉区)に出店するパン店「土樋パン製作所」と協働で、規格外の県内産リンゴを使ったパン3品を11日から限定販売する。大学と事業者が地域課題の解決策を探り、地域の持続可能性を高める活動の第1弾。リンゴがなくなり次第、販売を終了する。

規格外のリンゴを活用したパン。左列からアップルシナモンシュガー、コキーユ・ポム、りんごのガレット

 販売されるのは「りんごのガレット」「コキーユ・ポム」「アップルシナモンシュガー」の3品。学生らは6日、キャンパスで完成した商品を試食し、外見や味を確認した。

 同大は廃棄ロスを抑えた製造を心掛ける土樋パン製作所の方針に共鳴し、協働を企画。趣旨に賛同した1~3年の学生有志12人が昨年10月から月2回、商品開発に向けた議論を重ねた。

 祖父母が名取市でリンゴを栽培する総合人文学科3年の石川朱莉さん(21)が廃棄される規格外リンゴの活用を提案。祖父母から提供されたリンゴ「ふじ」を使った商品化を決めた。

 商品紹介のインスタグラムを担当する経営学科2年の菅原朋葉さん(20)は「事業者や生産者の思いが的確に伝わるよう努めた」と話す。パン店運営会社の佐竹佑介マネジャー(37)は「こちらの予想を超える良い商品ができた」と喜ぶ。

 同大は「今後も規格外の農水産物を活用したい」として、食材の提供者を募集している。連絡先は学長室政策支援IR課022(264)6424。

開発した商品を前に感想を述べ合う学生ら

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