新型コロナウイルスのオミクロン株による感染者急増を受け、宮城県は福祉や警察、教育、物流など社会機能を支える「エッセンシャルワーカー」を対象に、接種券がなくても年齢にかかわらず3回目を優先的に接種できるよう最終調整に入った。JR仙台駅前に設置したワクチンの大規模接種会場で実施する。
村井嘉浩宮城県知事は11日の定例記者会見で、県内でのオミクロン株の疑いは感染者の約98%を占め、「(デルタ株から)ほぼ置き換わった」との見方を示した。エッセンシャルワーカーの多くが感染、濃厚接触者となる事態が懸念され、村井知事は週内にも対策本部会議を開いて対応を協議する方針を説明した。
県内の感染者数は約3カ月間1桁が続いたが、年明けから急増。オミクロン株の市中感染に加え、クラスター(感染者集団)も2件発生した。1人から何人に広まるかを示す実効再生産数は10・04(9日時点)で、増加傾向を示す1を大きく上回っている。
政府分科会の5段階の新指標では、県内は現在、感染者ゼロの「レベル0」に次ぐ「レベル1以下」。対策本部会議では「レベル2(警戒強化)」への引き上げや今後の対応などを議論する見通し。
11日時点で確保病床510床のうち、22床(4・3%)が使われている。入院患者は、肺炎の所見があるが酸素投与の必要がない中等症1か軽症で、重症者はいない。
福島県も3~9日に実施した陽性者82人分のデルタ株のスクリーニング検査で82・9%が陰性となり、オミクロン株への置き換わりが急速に進んでいるとみている。内堀雅雄福島県知事は11日の定例記者会見で「県内は『第6波』の入り口にある」と指摘した。
病床は10日時点で734床のうち、107床が埋まった。県が直近の全療養者数などから今後の病床使用数を推計する国の予測ツールで計算した結果、3週間後の病床使用率は80・5%に達し、「レベル3(対策強化)」相当となる。
現在の状況について内堀知事は「レベル2に移行しつつある」との認識を説明。急拡大の兆候が出た場合は、早急に行動制限を伴う措置を検討するという。
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