「雪国レモン」丸ごといけちゃう ハウスで無農薬栽培、完熟で出荷

雪に囲まれた栽培ハウス内で丸々と育った「雪国レモン」

 山形市の農業石岡浩明さん(61)の農園で12日、東北などの雪国では珍しいレモンの収穫が始まった。果樹生産が盛んな山形の冬の特産品を目指し、寒さに強い品種をビニールハウスで栽培。2月末まで約500個の出荷を予定する。

ハウス内で丸々と実った「雪国レモン」を収穫する石岡さん

 レモン栽培は、石岡さんが代表を務める法人「ハンドレッドベリーズ」が2014年から手掛ける。今季は市郊外に従来の2倍の面積がある170平方メートルのハウスを新設し、耐寒性のあるレモンとオレンジの交雑種をポット鉢に植えたり地植えしたりしている。雪に囲まれたハウスでは、オレンジ色と黄色の中間のような色合いになった果実が実り、石岡さんが丁寧にハサミでもぎ取った。

 無農薬栽培のため皮ごと食べられる。「完熟して出荷するので、酸味に加えて甘みも十分にある。輪切りをはちみつ漬けにして食べたり、果汁を焼酎割り、皮をつまみにしたりしてもおいしい」と石岡さん。希少性を高めるため、今季から「雪国レモン」と名付けて仙台圏などで広く周知を目指す。

 レモンは、市内の一部スーパーや、通販サイト「山形うまいず」(4個前後2980円)などで購入できる。今年の夏には加工したジェラートの販売も計画している。

ハウス内で丸々と育ったレモンを収穫する石岡さん

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