感染状況「レベル2+」引き上げも視野 宮城県が新指標

 宮城県は14日の新型コロナウイルスの対策本部会議で、県内の感染状況を判断する新指標を示し、県民にリスク行動回避を呼び掛ける「レベル2」に引き上げた。オミクロン株による感染急拡大を懸念し、1段階厳しい「レベル2+」への引き上げも視野に入れる。

 感染状況のレベルを判断する県の新指標は表の通り。医療体制の負荷を判断するため、確保病床使用率と新規感染者数を採用。レベルの移行は従来通り、対策本部会議を開き、専門家の意見を聞いた上で決める。

 感染の実態により即した対策が取れるよう、政府分科会の「レベル2」を分割。県独自の飲食店への営業時間短縮要請、まん延防止等重点措置を検討する「レベル2+」を設けた。

 14日現在、新規感染者数のみ「レベル2」に相当する。県は新規感染者が1日80人程度のペースで発生すれば、確保病床使用率も来週前半には10%を超える可能性があると分析した。

 「レベル2+」では他に、感染対策の認証店向け食事券の販売や利用が事実上できなくなる。緊急事態宣言などより強い対策が必要とされる「レベル3」では、宿泊割引キャンペーンを停止する。

 対策本部会議に出席した県医師会の板橋隆三副会長は「感染急拡大の状況を見ると、『レベル2+』への移行を頭に入れておくべきだ」と指摘した。

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