「図書館と合築」「映画館入れる」 泉区役所建て替えで公開プレゼン

さまざまな事業提案があった公開プレゼン=仙台市泉区の市職員研修所

 仙台市は29日、泉区役所建て替えの事業者選定で、応募した3者による事業提案の公開プレゼンテーションを市職員研修所(泉区)で開いた。企画提案を審査して決めるプロポーザル方式で選定し、結果を2月中旬に公表する。

 建て替え事業は新区役所庁舎と地域活性化につながる民間施設を整備し、周辺の交通環境の課題解決も目指す。選ばれた事業者は設計から施工、完成後の管理運営までを一貫して担う。

地下鉄駅と直結プランも

 公開プレゼンは3者の担当者が提案書を説明した。

 ある事業者は新庁舎と近隣の泉図書館、子育て支援施設「のびすく泉中央」の合築、映画館やホテルの入る民間施設を提案した。別の事業者は、高齢者施設や医療機関を併設したマンションや映画館の建設構想を示し、自転車の貸し出し拠点なども設けるとした。

 もう一つの事業者は新庁舎を敷地南西に配置し、市地下鉄南北線泉中央駅と地下で直結させる案、金融機関の店舗と本部機能の一部誘致、賃貸住宅の整備を提案した。3事業者とも敷地中央は広場にするとした。

 有識者の審査委員6人は新庁舎の長寿命化対策、民間施設の採算性などを担当に質問し、評価の参考にした。プレゼン会場には定員の2倍の約200人が集まり、市は急きょ別室で中継を見られるようにした。

 選定した事業者とは新年度に基本協定を締結し、市民説明会を開く。新たな区役所庁舎は2026年度までの利用開始を予定する。

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