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社説(1/31):衆院定数「10増10減」/数合わせでは解決できない

 投票価値の平等は憲法が求める大原則だが、人口の増減に基づく衆院議席の再配分を何度も重ねた結果、定数減となった東北などでは、広大で生活圏と懸け離れた継ぎはぎの選挙区が数多く生まれた。一方、東京都など首都圏は定数増のたびにエリアが地方議員並みに細分化されている。

 問題の本質は、過疎化が進む地方と人口集…

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