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(203)藁の香や春の神様編み上がる/藤原 暢子(1978年~)

 時折、藁(わら)で編んだ大きな道祖神を見ることがある。ああいったものを作っている様子であろうか。あるいは火伏のお祭りで人々が神に扮(ふん)するときの衣装とも。何となく藁でつくられた神像は親しみやすい…

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秀句の泉

 「秀句の泉」は、俳句の魅力を伝えます。執筆は俳人の永瀬十悟さん(福島県須賀川市)、浅川芳直さん(宮城県名取市)、及川真梨子さん(岩手県奥州市)の3人。古典的な名句から現代俳句まで幅広く取り上げ、句の鑑賞や季語について解説します。

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