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「請戸の子」葛藤超えて語り部活動 亡き祖父母と暮らした古里思う

 最後に2人と何を話したかは全く思い出せない。ただ、共に過ごした日々の記憶は残る。

 南相馬市の横山和佳奈さん(23)は、震災の津波で一緒に暮らしていた福島県浪江町の祖父幸夫さん=当時(82)=と祖母トキ子さん=同(75)=を亡くした。当時、請戸小6年だった。

 船大工の幸夫さんは荒っぽく頑固。「海の男…

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