イケア、泉のアウトレット休業続く イオン新利府など一部再開 宮城の商業施設に被害

一部店舗が25日に営業を再開したイオンモール新利府北館

 宮城、福島両県で最大震度6強を観測した16日深夜の地震で被災し、臨時休業や店舗の一部休止を余儀なくされた仙台市内や近隣の大型商業施設が、営業再開へ準備を急いでいる。設備の安全確認や復旧作業を終えて再び店を開ける動きが増える一方、再開のめどが立たない店舗もある。

被害大きく休業継続の施設も

 17日から全館臨時休業していた宮城県利府町のイオンモール新利府北館では25日、核テナントの食品ディスカウントストア「ザ・ビッグ新利府店」と、ドラッグストア「ウエルシア」が再開にこぎ着けた。

 店舗に大きな被害はなかったため、破損した商品の入れ替え作業を主に実施。ザ・ビッグの山下憲一店長は「地震直後は長期の営業休止を覚悟したが、生活に密着した食を扱う店舗の早期復旧を目指し、予定より早く再開できた」と話す。

 約80ある専門店は建物や設備の一部に破損があり、再開時期は未定という。

 仙台市太白区のザ・モール仙台長町は、映画館や専門店が入るパート2を休業中。25日に本館1階、28日には本館2、3階の専門店街がそれぞれ営業を再開した。本館1、2階のスーパー「西友」は通常営業している。運営する西友(東京)の担当者は「安全にお客さまを迎えられるよう作業を進めている」と説明する。

 みやぎ生協(仙台市)のセラビ白石(白石市)は、天井の一部が落ちたほか、スプリンクラーで店内が水浸しになる被害が出た。4月以降の再開を目指し、復旧作業に取り組む。

 仙台市泉区の「泉パークタウン タピオ」は、スーパーや書店などが入る北館の営業を25日に再び始め、南館が再開準備中。仙台泉プレミアム・アウトレットは当面休業する見通し。

 家電量販店ケーズデンキを東北・北海道地区で展開するデンコードー(名取市)は、店舗内の被害が大きい仙台荒井店(若林区)と相馬店(相馬市)で臨時休業を続けている。

 仙台市太白区の家具・日用品店「イケア仙台」は、「建物の安全確認のため」として臨時休業を続けている。

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