足湯新幹線「とれいゆつばさ」ラストラン 温泉王国・山形アピール

回送される「とれいゆつばさ」を撮影する大勢の鉄道ファンら=27日午後1時45分ごろ、JR山形駅

 山形新幹線のリゾート列車「とれいゆつばさ」(6両編成)が27日、運行を終えた。足湯や畳敷きの座席を備えた車両で親しまれ、「温泉王国」山形県の魅力を8年近く乗客にアピールしてきた。鉄道ファンや親子らは手を振って別れを惜しんだ。

 最終となった団体臨時列車は、抽選で決まった約120人が乗車。午前8時48分にJR新庄駅を出発し、福島駅で折り返した。終着となった山形駅のホームでは午後1時半ごろ、関係者が横断幕を掲げたり、花笠音頭を披露したりしてラストランに花を添えた。

横断幕を掲げるJR職員=27日午後1時30分ごろ、JR山形駅
手作りのポスターを持参した親子=27日午後1時20分ごろ、JR山形駅

 ホームで記念撮影した山形市東沢小3年の後藤湧和君(9)は「山形らしい緑と水色の車体がかっこよかった」と寂しげだった。

 JR東日本山形支店によると、引退は老朽化が理由。もともとは2002年に造られ、秋田新幹線を走った車両。新型車両に世代交代したのを機に、観光客らを楽しませる列車として活用しようと改造され、14年7月にデビューした。

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