英名門ハロウスクール、安比高原に8月開校 学費は年850万円超

校舎などの施設整備が進むハロウ安比校=8日

 英国首相チャーチルやインド初代首相のネルーらが学んだことで知られる英名門私立校「ハロウスクール」の日本で初の姉妹校が8月、岩手県八幡平市の安比高原に開校する。小学6年~高校3年に当たる11~18歳の7学年制。全世界から生徒を受け入れる。全寮制の共学で授業は英語で実施する。将来の定員は920人を見込む。4月中にも入学生の募集を始める。

 姉妹校は「ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン」。緑に囲まれた約10ヘクタールの広大な敷地で校舎や寮、体育施設などの整備が進んでいる。

5月にも入学試験

 生徒は最初の3年間、英語や中国語、数学、科学、プログラミングなどの必須科目を学ぶ。中学3年の年齢からはコンピューターサイエンス、経済学、音楽、演劇など多彩な選択科目を用意する。当初の教職員40人は英国人が中心。

 初年度は小学6年~中学3年の4学年で180~200人を募集。早ければ5月に入学試験を始め、8月29日に開校する。来年度以降は新入生を募り、3年たつと全ての学年がそろう。

 スキーや登山など安比高原の自然環境を生かした独自のカリキュラムも組み込む。児童生徒と地域住民との交流も進める方針。寮費を含めた学費は年間850~920万円。

 安比高原でスキー場やホテルを手掛ける岩手ホテルアンドリゾート(盛岡市)が誘致して同校と提携。校舎などの建設を担った。岩手県の設置認可は3月下旬に下りた。

 同校で8日、初代校長に就くマイケル・ファーリー氏(58)が記者会見し「岩手の自然の中でハロウの教育が始まるのが楽しみだ」と述べた。

記者会見するマイケル・ファーリー氏=8日午前

[ハロウスクール]1572年にロンドンで創立した私立校。中高一貫の7学年制。勇気、名誉、謙虚、友情の四つの価値観に基づく教育で世界の名門大学への進学をサポートする。1998年からバンコク校や北京校など、アジアにインターナショナル校を設置。安比校は10校目。

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