「フードドライブ」支援の輪広がれ 仙台のNPO、4社と連携し回収箱常設

回収箱を抱えるアスイクの大橋代表理事(左から2人目)と協力企業の社長ら

 貧困家庭や不登校の子どもを支援する仙台市のNPO法人アスイクは本年度、県内企業4社と連携し、家庭で余った食品を集めるフードドライブ事業「アスイクBOX」を始めた。協力企業の店頭などで寄付を受け付け、ひとり親家庭をはじめアスイクの支援を受ける困窮世帯に届ける。

 いずれも若林区に本社のある高橋写真製版、鐘崎、こだまの3社と万代(太白区)が協力。回収箱を市内の店舗や事務所計7カ所に常設する。賞味期限が1カ月より長く、常温保存できる食品を募る。

 回収作業はアスイクが運営するフリースクールの利用者らが担い、社会に触れる機会としても生かす。

 若林区の鐘崎笹かま館であった式典で、アスイクの大橋雄介代表理事は「新型コロナウイルス下で経済的に苦しむ世帯が多い。地元企業と手を携え、応援してもらえる試みは心強い」と話した。

 協力企業は、市東部の工業団地での地域活動が縁で結束した。鐘崎の嘉藤明美社長は「回収箱を置く店を増やし、支援の輪を広げていきたい。アスイクの取り組みも多くの人に知ってほしい」と述べた。

 連絡先はアスイク022(781)5576。

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