村井嘉浩宮城県知事 定例記者会見 4/18

新型コロナワクチンの3回目接種を呼びかける村井知事

 村井嘉浩宮城県知事の18日の定例記者会見での主なやりとりは次の通り。

 Q 新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種率が約47%(13日現在)と、全国32位にとどまっている。

 A 若い人の接種が低調だ。副反応を恐れていることや感染しても重症化しないこと、忙しいこともあり、後回しにされている。感染すれば周りに広げ、無症状でも7日間以上行動を制約される。社会全体でコロナを抑え込むために、みんなで協力して接種をすることが重要だ。

 Q 若年層に接種を進める具体的な手だては。

 A 「東北大学ワクチン接種センター」で一般とは別に、大学生などに優先接種をしている。センターは若者が多く集まり、利便性の良いJR仙台駅近くにある。学校帰りや休日の外出に合わせて積極的に受けてほしい。大学から直接学生に働きかけることが有効だと思っている。

 Q 宮城、福島両県で震度6強を観測した地震から16日で1カ月となった。住宅被害では国の支援を受けにくい一部損壊が多い。

 A 現在調査を継続中だが、昨年2月の地震よりも被害の規模が大きい可能性がある。全壊世帯は昨年が5棟だったが、今回は現時点で30棟。罹災(りさい)証明の申請件数は今のところ約2万1000件で、昨年の1万6000件強を上回っている。

 山元町の全壊世帯が5世帯を超えたため、4月11日付で同町に被災者生活再建支援法を適用した。

 Q 県としての独自支援は。

 A 被害状況を注視しつつ、厳しい財政状況や市町村の意向を踏まえて総合的に考えたい。補正予算で何らかの対応ができるか検討中だ。

 Q 地震で全線運休していた阿武隈急行の丸森(丸森町)―槻木(柴田町)の運行が18日、再開された。

 A 2019年の台風19号で甚大な被害を受け、やっと復旧したが、また大きな被害を受けた。台風19号では宮城県側が大きな被害を受けたが、今回は福島県側が大きかった。人口減少や過疎化が進んでいて経営面で苦しいが、阿武急は住民にとってはなくてはならない足だ。できるだけ急いで工事できるよう県としてお手伝いする。

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知事・仙台市長 定例会見

 議会会期中を除き原則的に毎週開かれる村井嘉浩宮城県知事と郡和子仙台市長の定例記者会見の概要を速報します。

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