山形県鶴岡市の「森林公園いこいの村」でチューリップが見頃を迎え、大型連休で訪れた人たちを楽しませている。併設の宿泊施設が6年前に閉鎖し、一時は荒廃したチューリップ園。地元住民の手により再生してから3年目の今春、花の数もかつての半分近くにまで復活した。
公園は湯野浜温泉に隣接する県有宿泊施設「いこいの村庄内」の跡地にある。2016年に施設が閉鎖された後、かつて10万本が咲き競った40アールのチューリップ園は放置されて雑草に覆われ、希少種は盗難被害に遭った。
見かねた地元有志が17年春、球根3万5000個を掘り出した。さらに「庄内チューリップ倶楽部」(梅本幸巳代表)を結成し、無償で球根を管理。鶴岡市が施設の跡地を取得すると、19年秋に球根を植え直し、再生に取り組んだ。
チューリップ園は「森林公園いこいの村」として20年春に復活。オランダ大使館や地元郵便局長会から球根を寄贈され、今季は昨季より1万本多い4万5000本が咲いている。
今年の大型連休は新型コロナウイルス対策として往来の自粛要請もなく、園内はかつてのにぎわいを取り戻した。4月30日には赤や黄、ピンクの花が春の日差しに映え、訪れた家族連れやカップルが写真を撮って楽しんでいた。
同倶楽部事務局の中村恵二さん(67)=鶴岡市=は「ここにはチューリップがよく似合う。長年親しまれた大型連休の行楽地が復活した住民の喜びを励みに、活動を続けたい」と話す。
5日まで観賞できる。5日午後1時からは花を摘み、自由に持ち帰ることができる。
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