住宅リフォームに最大20万円 宮城・松島町 地元業者支援を図る

日本三景の一つ、松島=2月

 宮城県松島町は新型コロナウイルスの経済対策として、町民の住宅リフォーム工事に対する助成事業を始める。感染拡大で影響を受ける町内の住宅関連産業への支援と位置付け、地元業者が工事した場合に最大20万円の補助金を交付する。申請の受け付けは6月に先着順で始める予定で、町は4000万円以上の経済効果を見込んでいる。

2次産業にてこ入れ

 対象となる住宅は申請者が居住する持ち家で、建築から5年以上が経過などの条件がある。税別10万円以上のリフォームの場合は、20万円を上限に工事費の2分の1を補助する。国の地方創生臨時交付金と町の一般財源を合わせ、2000万円の財源を確保した。

 施工業者は町内に本社がある法人か、住民登録がある個人事業主が対象。工事内容は住宅の改修のほか、駐車場、門扉、造園の整備も認める。庭木や生け垣の剪定(せんてい)のみ、ブロック塀の解体や除去のみの工事などは対象としない。

 町は新型コロナ対策で農水産などの1次産業、観光を中心とする3次産業への支援策は講じたが、2次産業は手薄だった。裾野の広い住宅関連産業を支えることで地域の活性化を図る。

 市企画調整課の佐々木敏正課長は「コロナで工事を控えたり、DIY(日曜大工)で費用を抑えたり、町内業者はコロナの影響を大きく受けている。長く快適に住める家にしてもらうと同時に、業者が顧客をつかむきっかけになればいい」と話す。

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