「緩和は遅いぐらい」 宮城知事、訪日客受け入れ再開を歓迎

コロナ下の外国人観光客受け入れについて言及する村井知事

 政府が訪日外国人観光客の受け入れを6月にも再開する方向で調整に入ったことに関し、村井嘉浩宮城県知事は9日の定例記者会見で「諸外国よりも日本は慎重だった。このタイミングでの緩和は遅いぐらいだ」と歓迎する意向を示した。

 緩和による新型コロナウイルス感染拡大への懸念には「なるべく水際で患者を発見するのは大切だが、全ては難しい。患者発生時の対応策を調整し、観光客として東北、宮城に来てもらう環境をつくりたい」と説明した。

 大型連休では、県外からの観光客数や物販・飲食店の客入りが回復傾向にあったと指摘。15日に期限を迎える県独自の「再拡大防止期間」の扱いを巡っては「連休明けで患者は増えると思うが、重症者が少なく、亡くなる人も減った。確保病床使用率も2割を超えていない」として、13日に開く対策本部会議で判断する考えを明らかにした。

 感染症法の分類で新型コロナは現在、危険度が高く外出自粛を要請できる「2類相当」。知事は「知見が蓄積され、治療法や薬ができ、ワクチン接種も進んでいる。私は医療に関しては素人だが、(季節性インフルエンザ並みの)『5類』への変更を政府で検討するタイミングではないか」と述べた。

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