東北楽天ドラ1吉野、2軍で経験着々 11試合で打率3割3分3厘

1軍デビューを目指して2軍で経験を積む吉野=楽天生命パーク宮城

 東北楽天のドラフト1位ルーキー吉野が、2軍のイースタン・リーグで経験を積み始めた。9日までに11試合に出場し、2本の長打を含む21打数7安打で打率3割3分3厘。右のスラッガーとして将来を嘱望される18歳は「真っすぐには力負けしていないと感じる。後は変化球にどう対応していくか」と現在地を語る。

首脳陣「高卒ではレベル高い」と期待

 2軍戦デビューは4月19日のヤクルト戦。六回1死走者なしの代打で三ゴロだった。「『やっとプロの投手と対戦できる』という喜びがあった中、プレッシャーも結構あった」と振り返る。初安打は「8番・中堅」で初先発を飾った4月22日の日本ハム戦。1打席目に生田目の152キロ直球を三塁内野安打とした。

 1月の新人合同自主トレーニングは腰の違和感で別メニュー調整が続いたが、「完治した」と不安はない。2月の2軍キャンプから、1回2時間ほどの体幹トレーニングに重点を置いてきた。打席で左足を上げた際の体のぶれが抑制され「ミスショットが少なくなった」と手応えを得ている。

 首脳陣の期待は大きい。雄平2軍打撃コーチは「インパクトの強さはやはり非凡」と言う。「いいものがあってプロに入ってきているので、まずは自由に打たせている状況。速い真っすぐを捉えることができたり、追い込まれてからの変化球にも意外と粘っこい打撃ができたり、高卒選手としてはかなりレベルが高い」と評価する。

 三木2軍監督は「ベンチの中も学びの場としてほしい。野球の勉強と体づくりの1年になると思う」とじっくり原石を磨く考えだ。

 「結果を残すことがプロの世界で生き残る手段。積極的にどんどん攻めのプレーをしていきたい」と吉野。1軍の舞台に一歩ずつ近づくため、張り切って修業に打ち込む。(斎藤雄一)

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