春季高校野球宮城県大会 仙台育英、東北、ウェルネスなど勝ち進む

 第69回春季東北地区高校野球県大会は15日、仙台市民、石巻市民、鹿島台中央の3球場で1、2回戦計8試合があり、仙台育英、東北、ウェルネスなどが勝ち進んだ。

 16日は仙台市民、石巻市民の両球場で2回戦4試合がある。

▽1回戦(仙台市民)
佐沼  006000102-9
仙台一 15000301x-10


▽1回戦(石巻市民)
宮城工 0000000-0
東北  021401x-8
(七回コールドゲーム)


▽1回戦(鹿島台中央)
利府    0001002000-3
ウェルネス 0001110001x-4
(延長十回)


東北生活文化大高 210000020-5
仙台三      00500200x-7


▽2回戦(仙台市民)
柴 田     001010010-3
東北学院榴ケ岡 12000020x-5


仙台育英 0030103-7
仙台城南 0000000-0
(七回コールドゲーム)


▽2回戦(石巻市民)
石巻工  000000000-0
古川学園 00000300x-3


東陵 5000300-8
塩釜 0000000-0
(七回コールドゲーム)

ウェルネス―利府 延長10回を完投し、13三振を奪ったウェルネスの早坂

ウエルネス、延長戦制す

 ウェルネスの早坂が利府を相手に13奪三振の快投を見せ、延長サヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 切れのある直球とスライダーを決め球に、気迫の投球で九回まで10奪三振。延長十回も続投し、先頭の1番打者から3者連続三振に切って取った。「流れをつかむことができたと思う。走り込みをやってきたので体力は大丈夫だと思っていた」。完投し、試合後に笑顔で語った。

 創部3年目のチームの1期生として、この日は二塁打2本と打撃でもチームを引っ張った。金子監督は「よくやってくれた」とたたえた。

佐沼、4人の継投実らず

 主戦及川莉と2番手佐々木航をけがで欠く佐沼は、登板経験のない高橋を含む4人の継投で戦い抜いた。三回から高橋と交互に登板し、計5回1/3を3失点でしのいだ内野手の梅沢は「みんなが守ってくれると思い、楽に投げられた」と試合を振り返った。

 チームの主軸で、0-6の三回には右中間三塁打で1点を返し、大量得点の口火を切った。「チャンスで打てなかった。悔しい」と涙ながらに振り返るのは9-10の九回。1死二、三塁から内野フライで倒れ、次打者も一打が出なかった。

 仙台一を上回る長短14安打を放ちながら1点差に泣き、佐沼の春が終わった。夏に向けて梅沢は「今はチーム全体で波がある。流れに左右されない実力を付けたい」と成長を誓った。

古川学園、主戦三浦が1安打完封 

 古川学園の主戦三浦が投打に活躍した。投げては140キロ前後の速球に切れのあるスライダーを織り交ぜ、119球で1安打完封。「真っすぐも変化球も思い通りにカウントを取れた」と話し、石巻工に三塁を踏ませなかった。

 打撃では六回1死一、三塁から貴重な先制打。「変化球狙いだったが、うまく直球に対応できた」と左腕佐々木涼から走者一掃の左中間三塁打を放った。

 チームを勝利に導いた右腕は「落ち着いて守備から試合の流れをつくれた。一つ一つ勝って東北大会につなげたい」と意気込んだ。

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