第69回春季東北地区高校野球県大会が14日、開幕します。4地区の予選を勝ち抜いた計28校がトーナメント形式で争い、上位2校が6月8日から福島県で開催される東北大会への出場権を獲得します。 9日に仙台市宮城野区の仙台工高で組み合わせ抽選会があり、各校の主将や顧問がくじを引きました。1回戦の注目カードを2試合ご紹介します。(スポーツ部・北村早智里)
一つ目はウェルネス―利府です。ウェルネスは創部3年目。昨春の県大会は2年生中心のチームながら8強入り。準々決勝の仙台育英戦では、3人の投手を1回ごとに交代させる小刻みな継投で打者を幻惑しました。金子隆監督の采配が注目されます。
対する公立の雄、利府は昨秋の県大会で4強入りしており、一冬越してどれだけ成長したか楽しみなチームです。地区予選の勝ち上がりを支えてきた、ともに右腕の真木佳唯斗(3年)と関東健翔(3年)ら投手陣が、県大会でも勝負の鍵を握るでしょう。
2試合目は、公立校対決となった仙台商―仙台南です。仙台商は昨夏の宮城大会で仙台育英を破りました。中部地区予選では昨夏準優勝の仙台三に敗れて敗者復活に回りましたが、仙台工に15得点で大勝し、県大会へ駒を進めています。主戦赤間駿大(3年)を中心とした守り勝つ野球が信条です。
仙台南は南部地区を3位通過。順位決定戦では地区1位の柴田を相手に3―4の接戦を演じました。昨秋の県大会は主戦中川陽市郎(3年)の力投で8強入りしています。
優勝争いは、春の県大会で優勝25回を誇る仙台育英が軸になりそうです。昨秋に打線をけん引した秋元響(3年)、斎藤陽(2年)など主力のけがが少し気がかりですが、選手層の厚さに裏打ちされた安定感は群を抜いています。
シード校では、中部2位の東北も実力があります。投手陣は主戦で4番の伊藤千浩(3年)を軸に、右腕ハッブス大起(2年)も調子を上げています。打っては柴田昌吾主将(3年)が安定しており、攻守両面でチームを引っ張ります。
各地区1位通過の柴田、古川学園、東陵も地力があります。
2020年の選抜大会に出場した柴田は今年も投手陣が充実しています。エースの日下裕翔(3年)を中心に、左腕小野俊(3年)、両投げ阿部蓮(2年)も試合をつくる安定感があります。
古川学園は創部68年目となった昨夏の宮城大会で初の4強入り。この時も背番号1を任されていた3年生右腕三浦龍政の投球に期待がかかります。打線は伊藤大斗(3年)を中心に勝負強さが備わっています。
東陵は昨年に引き続き打力が光ります。東部地区予選の全4試合で2桁安打をマーク。捕手で4番の佐々木琉斗(3年)をはじめ長打力のある選手がそろっていますが、つなぐ意識も浸透しています。
北部地区を2位通過した大崎中央も気になる存在です。主戦左腕の加藤裕太(3年)は古川学園、利府戦でともに10奪三振の快投。県大会でも、その投げっぷりを披露してくれるでしょう。
新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりの地区予選は無観客で行われました。県大会は上限付きの有観客で開催されます。何かと制約の多い環境下で地道に練習を重ねてきた選手たちには、観客の応援を力に変え、持てる力を存分に発揮してほしいと思います。
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