6月22日公示、7月10日投開票の日程が有力視される参院選の宮城選挙区(改選数1)は5選を狙う自民党現職の桜井充氏(66)、立憲民主党新人の県議小畑仁子(きみこ)氏(44)、日本維新の会新人の元仙台市議平井みどり氏(67)の3人が立候補を表明した。公示まで1カ月となり、各陣営は準備を加速させている。
改選数が2から1に減った2016年、19年と連敗した自民。党県議との公認争いの末に擁立に至ったのは、16年に野党統一候補として立ちはだかった宿敵の桜井氏だった。
公認が決まった直後から桜井氏は動いた。理解と支援を求めるため、県内に約70ある党地域支部へのあいさつ回りを開始。大型連休明けには一巡し、「全力で応援するという声を多くもらった」と手応えを語る。
6月上旬に後援会事務所を開設する予定だが、党内の結束にはなお不安が残る。西村明宏県連会長(衆院3区)は「宮城から日本を動かす人材を送り出さなければいけない」と融和と協力を重ねて呼びかける。
「選挙はそう簡単ではない。悪名は無名に勝る」。立民の安住淳県連代表(衆院5区)は今月6日にあった小畑氏の後援会事務所開きで、桜井氏への警戒感を強調し、陣営の引き締めを図った。
16年の議席を自民に献上した以上、負けられない戦いとなる。野党勢力の結集を急ぐが、桜井氏への「裏切り」批判が、有権者の投票行動に直接響くかどうかは未知数だ。
陣営は党国会議員らとの2連ポスターを作製し、露出を高めようと懸命。小畑氏は賃金格差の是正や基本的人権の尊重を掲げ、「子育て世代でも政治に参加できる姿を示したい」と意気込む。
昨年10月の衆院選で東北初の議席を獲得し、今年1月に県組織「宮城維新の会」を設立した維新。「足腰を強くするチャンス」(柳橋邦彦幹事長)として、党勢拡大に向けて候補者選定を進めてきた。
十数人の名前が挙がる中、最終的に女性で政治経験のある平井氏に白羽の矢を立てた。知名度不足や組織力の弱さが課題だが、党幹部は「ガッツがあり、前向きな活動ができる」と資質を評価する。
来年の仙台市議選や県議選も見据えた戦いを託された平井氏。「新型コロナウイルスやウクライナ情勢で歴史の転換点にある中、平和な世界を次世代に渡す責任がある」と訴える。
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