「おやつ・食事」を通した生活づくり
高橋比呂映、平本 福子 著
楽しく食べ、空腹を満たすだけではない。学童保育のおやつには多様な役割があるという。本書は小学生が放課後や長期休みを過ごす「もう一つの家」を拠点に、食で子どもの育ちを支援する意義や実践方法を紹介する。
宮城学院女子大の高橋比呂映助手と平本福子名誉教授の共著。共に子ども主体の調理教育を研究し、関係者と「学童保育の『食』を考える会」(仙台市)を昨年作った。
本書は、おやつの時間を子どもの主体性や自己肯定感を育む機会と捉える。おやつ選びは「自分たちが決めたことが実現する体験」につながり、準備や片付けは「生活者としての知恵や技術を身に付ける場」になるという。
おやつ担当の指導員を置く宮城県亘理町の中町児童クラブなど、各地の実践紹介が興味深い。さいたま市のさくらそうわかば学童保育は新型コロナウイルス禍で子どもの調理を制限したが、衛生対策を講じて手作りを続けている。
このほかニンジンのパンケーキやフルーツ寒天など現場で作りやすいレシピを豊富に掲載。衛生管理や食物アレルギーに関する説明も詳しい。
指導員に向けたブックレットシリーズの第5弾。おやつの効用や提供の工夫が分かりやすく示され、家庭でも役立ちそうだ。(和)
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