関西電力は20日夜、宮城県川崎町に計画する風力発電事業を巡り、地元住民を対象にした説明会を始めた。風車の建設予定地から蔵王国定公園を外し、最大23基としていた風力発電機の設置数を19基に減らすなど当初計画を見直す方針を示し、理解を求めた。
説明会は事業への理解を深めてもらうのが目的で、27日までに地区説明会を6回、25日には全体説明会を開く。全体説明会は報道陣に一部公開する。
約30人が参加した初日の立野地区では、自然環境や騒音問題、景観への配慮を求める声が相次いだという。
出席した住民によると、事業者に意見を表明できる「関係自治体」が川崎町に限定されている点について「蔵王町にも説明は必要」との声も上がった。
関電広報室の担当者は河北新報社の取材に「地域の皆さまや関係行政機関から意見を賜りながら環境保全に十分配慮した開発を目指したい」と述べた。
川崎町など蔵王周辺の住民らでつくる「蔵王風力発電建設計画の中止を求める会」の佐藤大史共同代表は「国定公園の除外など審査会の内容が一部反映された部分もあるが、鳥獣保護区や水源の除外など反映されない点も多く、真摯(しんし)な対応とは感じない」と話した。
21日に笹谷地区であった住民説明会に参加した小山修作川崎町長は「一回でも多く説明会に参加し、住民の声を聞いていきたい」と話した。町は説明会などを踏まえ、7月4日まで県に意見書を提出する。
当初計画によると町西部の前川地区の1600ヘクタールに最大で高さ約180メートル、直径約160メートルの風車23基を建設する。最大出力は9万6600キロワット。2028年度の着工、31年度の運転開始を目指す。
大学9校のオープンキャンパス情報や先輩学生の声。仙台圏での生活情報も満載!
毎週木曜日・仙台圏で42.9万部発行の「河北ウイークリーせんだい」。歌ったり踊ったり楽しいキャンペーン実施中。抽選でプレゼントも当たります。
東北の未来に向けて、みんなで手を取り合い、様々な活動に取り組んでいます。
SDGsマインドの向上をはかるための「みやぎSDGsアンバサダー」育成プログラム活動を紹介中!
2022年度企画準備中!詳しくはWEBサイトへ
あしたをつくる、地域の新たな可能性
東北6県7新聞社が東北全体の活性化を目指し明るい未来の創造を目指します
みやぎの職場を元気に健康に!健サポフレンズも新規会員募集中
特選不動産情報(毎週金曜日更新)
仙台「四方よし」企業大賞
Job探:仙台・宮城の求人情報
みやぎのいいものご案内!47CLUB
宮城の赤ちゃんへ贈ります「すくすくばこ」好評受け付け中!
LINEスタンプ「かほピョンとなかまたち」
宮城県からのお知らせ
みやぎ復興情報ポータルサイト
杜の囲碁サロン
Copyright © KAHOKU SHIMPO PUBLISHING CO.