丸森・耕野メガソーラー、住民らが抗議活動 初日は工事着手せず

メガソーラー建設計画に抗議する住民ら=27日午前8時50分、丸森町耕野
宮城県丸森町

 宮城県丸森町耕野の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画で、事業主体の合同会社(東京)が地元に通知した工事着手日の27日、住民らが建設予定地付近で抗議活動を実施した。

 約30人が参加し「住民の同意なしで進めないで」などと書いたボードを掲げて建設反対を訴えた。事業者は姿を見せなかった。

 耕野振興会の谷津利明会長(71)は「事業者は住民の要望を聞こうとしない。手詰まり感もあり、みんなで世論を喚起したい」と呼びかけた。

 県によると、着工日が通知された後、事業者に「まだ住民の同意を得た段階ではないのではないか」と指摘したところ、「27日は着工しない」と答えたという。町職員も事業者を監視するために現場を訪れた。

 住民は今後、事業者に求めている井戸水の補償への回答を見て対応を考える。

 メガソーラー計画を巡っては、事業者と県、町が今月10日に自然環境保全協定を締結。住民の同意を得ながら工事を進めることなどを確認したが、事業者は23日にメールで27日に着工すると住民に通知。合意形成が不十分なままの工事着手に住民は反発していた。

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