「定義さん」として親しまれる定義如来西方寺(仙台市青葉区大倉)付近で、ホタルが間もなく見頃を迎える。満天の星の下で数百匹のホタルが乱舞する姿は圧巻の景色という。7月2日の「定義ホタルまつり」を前に、「絶景づくり」に携わった関係者の思いを聞いた。
「クリスマスツリーのように木に止まったホタルがきらめき、子どもの頭の上や手に止まることもある。夜空に輝く北斗七星との共演は絶景だ」。西方寺の僧侶梅津義政さん(63)が魅力を熱く語る。
ホタルは地域で一時、消滅しかけた。バブル経済に沸いた頃、地域は観光地化が進み、沢はどぶ川と化した。
「ホタル、呼び戻すべ」。梅津さんら定義観光協会のメンバーらの挑戦が30年前に始まった。沢にたまったヘドロをかき出し、周囲の草を刈り、ごみを拾った。
梅津さんは、市内でホタルの保護活動をする団体からホタルの幼虫を分けてもらい、養殖にチャレンジした。夏は水槽が熱くなり過ぎないように、冬は凍らないように温度を管理し、幼虫の餌になる巻き貝「カワニナ」と一緒に育てた。
活動を始めてから、ホタルは10匹、20匹と毎年のように増え、15年ほど前に現在のような景色を取り戻した。評判は定着し、民間気象会社ウェザーニューズ(千葉市)が発表する「東北のほたる名所ランキング」でも常に上位に入るようになった。
梅津さんは「地域の人たちの協力があってこそ、ここまで来られた」と話す。定義観光協会の有路輝一会長は「ホタルを見たことのない子どもたちに楽しんでほしい」と話す。
2日は商店街に模擬店を出し、2~10日に五重塔をライトアップする。ホタルは7月いっぱい見られる。
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