河北春秋(7/2):育児休業があるのを知っていても「休みにく…

 育児休業があるのを知っていても「休みにくい雰囲気がある」「キャリアに影響する」と取得しなかった男性は多いのでは。こうした状況を打開すべく、改正育児・介護休業法が段階的に施行され、男性の育休取得を進める新制度が始まった▼全ての企業は制度を周知し、男女を問わず個別に取得の意向を確認しなければならない。10月に創設される「産後パパ育休(男性版産休)」では妻の産休期間に合わせ、子が生まれて8週間以内に計4週分の休みを2回まで分けて取得できる▼内閣府が昨年実施した調査によると、20~30代の男性既婚者のうち42・2%が「育休を取得しない」と回答した。企業、男性双方の意識改革は、まだまだ必要そうだ。「6歳未満の子どもを持つ夫婦の夫の家事・育児関連時間」は、日本が1日1時間23分で、米国やスウェーデンなどは3時間以上という調査結果もあった。かなり少ない▼たまたまのぞいた育児関連のインターネットサイトには、夫への不満や怒りの言葉が並んでいた▼何もしないのは、もちろん駄目。良かれと思って掃除、洗濯、料理をしたものの、かえって妻のストレスをためる場合も。少なくとも、「手伝った」という意識だけは持たない方がいいようだ。あまたの事例が思い浮かび、自省した。(2022・7・2)

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