バスで「期日前」受け付け 石巻・牡鹿に移動式投票所

バスを使った移動式期日前投票所=石巻市小網倉浜

 10日投開票の参院選で、宮城県石巻市選管は2日、バスを使った移動式期日前投票所を試験的に開設した。住民の高齢化が進む牡鹿半島の集落5カ所を4日までに巡回し、投票環境の向上策を探る。県選管によると、県内での実施は初めて。

 初日は午前に小網倉浜、午後に前網浜の2カ所で実施。両地区の集会所の駐車場にバスを止め、車内で約2時間半にわたり投票を受け付けた。

 約30世帯が住む小網倉浜地区から、従来の期日前と投票日の各投票所までは、いずれも3キロ以上離れている。1票を投じた無職大壁孝さん(85)は「車を持っていない高齢者もいるので、近くで投票できるとありがたい。ぜひ続けてほしい」と語った。

 市選管は2023年秋に予定される県議選でも移動式投票所を設ける考え。担当者は「住民の意見も聞いて効果を検証し、本格導入するか検討したい」と話した。

バス車内で1票を投じる住民
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