宮城大雨 登米「祝祭劇場」地下に雨水 迫川の水位上がり、排水できず

水没した野外劇場。劇場の地下室が浸水した=17日午後1時ごろ、登米市迫町の市祝祭劇場

 宮城県登米市迫町の市祝祭劇場は17日、地下部分が浸水し、楽屋や空調設備の被害が確認された。劇場近くを流れる迫川の水位が上がり、雨水を排水できなくなったことが原因とみられる。

 楽屋などが並ぶ通路には17日朝、最大約70センチの水位になったという。徐々に水位は下がっているが、廊下には水と一緒に入り込んだドジョウなどが泳ぐ。地上より低い野外ホールは水没した。

 大ホールや電気系統に被害はなかったが、地下の空調設備が水に漬かり稼働できないという。

 劇場スタッフらによると、近くの新森越戸排水機が16日夕、迫川の水位が上昇したため排水を一時停止。雨水が劇場に流れ込んだとみられる。

 劇場の専務理事山田悦且(よしかつ)さん(69)は「劇場ができて30年以上になるが、ここまでの水害は初めて。使えるスペースを活用しながら復旧を急ぎたい」と話す。

浸水した劇場の地下。楽屋などが水浸しになった=17日午後1時ごろ、登米市迫町の市祝祭劇場

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る