福島・喜多方 橋りょう崩落、線路宙づり 通勤・通学に打撃

降り続いた雨の影響で崩落したJR磐越西線の濁川橋りょう=4日午後0時10分、喜多方市

 3日午後から降り続いた記録的な大雨の影響で、山形、福島両県では河川の氾濫による家屋の浸水や橋の崩落などが相次いだ。避難所や知人宅に身を寄せて眠れぬ夜を過ごした住民は、濁流で一変した光景に肩を落とし、今後の生活に不安を募らせた。

 傾いた橋脚に濁流が絡みつく。折れた橋の下部が流れの中に崩れ落ち、支えを失った線路は宙づりに。4日朝、福島県喜多方市のJR磐越西線「濁(にごり)川橋りょう」が崩壊していることが判明した。磐越西線は大雨の影響で始発から郡山-野沢間で運転を見合わせていた。

 市危機管理課によると、4日午前7時20分ごろ、市民から「橋が崩落している」との情報が寄せられた。現地を確認した市職員は「流れの中に立つ支柱が下流側に押し倒され、その部分から橋の一部が倒壊していた」と話した。

 橋の目の前にあるデイサービス施設の施設長飯塚学さん(56)=会津若松市=は「(4日未明は)日中と変わらないゲリラ豪雨が続いていた。川の様子を見る余裕はなく、再び出勤した午前7時半ごろには橋が崩れていた」と語った。

 4日午後にはJR関係者が歩いて橋の途中まで渡り、崩れた部分を確認。川岸には大勢の住民らが訪れ、崩落した橋をスマートフォンで撮影していた。

 テレビニュースで知って現場に来た市内の女性は「こんなに高い水かさは初めて見た。通勤や通学の利用者が大変。学校が夏休みなのが不幸中の幸い」と話した。

関連タグ

河北新報のメルマガ登録はこちら

企画特集

先頭に戻る