「ひろしが生まれた秋田県」、クレヨンしんちゃんで観光PR ラッピング電車登場、コラボ商品も

クレヨンしんちゃんが描かれた車両=秋田市のJR秋田駅

 人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の野原家とゆかりのある秋田、埼玉、熊本の3県が「家族都市」協定を締結したことを受け、クレヨンしんちゃんを活用した観光振興の動きが秋田県内で広がっている。コラボ商品販売などをきっかけに新型コロナウイルス禍で落ち込んだ観光需要の回復を目指す。

しんちゃんがババヘラ

 県とJR秋田支社は北東北3県で実施している大型観光キャンペーンに合わせ、2日から奥羽線の車両にクレヨンしんちゃんをあしらったラッピング電車を運行。2両1編成で、秋田名物ババヘラアイスを持ったしんのすけや秋田新幹線こまちに乗る野原家などが描かれている。

 走行区間や時刻、本数は日によって異なるが、新庄-秋田-弘前間で9月下旬まで運行する。県観光振興課の担当者は「家族連れを中心に、ラッピング電車を利用して秋田を周遊してほしい」と話す。

 民間企業はコラボ商品を展開する。県観光土産品製造・卸協議会(秋田市)の会員3社は県特産品を使用し、いぶりがっこせんべいやきりたんぽカップスープ、比内地鶏白湯ラーメンなど計7商品を開発。パッケージにはキャラクターをデザインした。3日から県内の土産店や道の駅で販売している。

 協議会の大島紳司会長は「夏休み中に観光で訪れてもらい、新型コロナ禍で低迷する土産品の売り上げ回復にもつながれば」と期待する。

みさえは熊本出身

 家族都市協定は7月20日に締結。主人公しんのすけの父・ひろしが大仙市、母・みさえが熊本県出身であること、アニメの舞台が埼玉県であることから野原家を通じた「家族」として、観光振興や地域活性化に取り組む。

コラボ商品のいぶりがっこせんべい(秋田県産株式会社提供)
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